SCP-1735(紹介)

ー意味不明な無敵のバリアー

フィクションの世界に限らず現実にも何かが侵入するのを防ぐ壁やバリアなんてのがよく登場したり存在したりする。

 

フィクションなら「Mr.インクレディブル」の「バイオレット」とか、現実なら刑務所なんかの外壁がそれにあたるかもしれない。

 

しかし、そんな数あるバリアや障壁をも上回る無敵のバリアが存在するのをご存じだろうか。

しかも財団の高度な技術を駆使しても突破出来た試しは無い程に強力だ。

 

 

 

問題なのは『何を守っているか』の一点なのだが…。

 

 

 SCP-1735 

突破不能の障壁

オブジェクトクラス:Safe

 

SCP-1735はニューファンドランド島の砂浜(北緯██.0000°,西経██,0000)に存在する移動不可能で目に見えず、静的な障壁である。サイズや形はある物から半径0.70メートルに広がる球体である。

前述の通り移動が出来ないので、収容する際には砂浜一帯に電気柵と警備員を配置し、常にSCP-1735を監視することになっている。

 

こいつは2004年のダートバイクによる死亡事故を地元の警察が調べている時に発見された。

(※関わっていた警察含む民間の方々には財団の記憶処理で忘れてもらいました。仕方ないね)

 

さて、前述の通りこのバリアは財団が色々手を尽くしてもSCP-1735が守っているある物を取り出すことは出来なかった。

ちなみにこいつを掘り出した時にバリア内の砂浜の砂が落ちてきたが、何故かこの砂をバリア内に戻すことは出来なかった。どういうことなんだ…。

 

 

 

このバリアがそこまでして守っている物。それは―

 

 

 

 

 

 

 

 

レジ袋である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( º A º `)

 

 

 

 

 

なんというか…。うん…。言いたいことは分かる。

 

 

もう一度言うが、このバリアはレジ袋を守っている。

時々レジ袋がバリアの範囲を出そうになる時はあるが、外に出ていくことはないらしい。

 

 

ちなみにこのレジ袋、砂浜の砂をバリア内から落とした時に、一緒に落ちることなく、それどころかそれ以来ふわふわ浮くようになり、しかもどうやら風に揺られているようである。風は通るのか…。

 

 

 

財団は今日も中のレジ袋を何がなんでも取り出すべく様々な試みを行っている―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

2010年1月27日、風にゆらゆらと飛ばされてきたあるレジ袋がSCP-1735を収容しているエリアに侵入。そのままふわふわと風に飛ばされたレジ袋はなんということでしょう。SCP-1735内に難なく侵入したのである。

 

( ꒪⌓꒪)

 

 

これには財団も「これならイける!」と新たに飛ばされてきたレジ袋が侵入してきた時の環境を再現!勝った!SCP-1735完!!

 

 

 

 

 

 

 

 

とはならず、普通に突破出来ませんでした。なんなのだ!

財団は新たに飛ばされてきたレジ袋はどこから来たレジ袋なのかを現在進行形で調査中である...。

 

 

イカガチマ概論(You are not~の法則と数字の非重要性)

最近やる頻度が増えたので。

備忘録も兼ねて。

 

今回はスプラのガチマで勝ちたいんだけどサッパリ…という人に向けた心構えに関する記事。

一応オールXではあるけどマトモに計測したこともないんでエラソーなことは言えないが、まぁ心構えくらいは抑えている。

さらーと目を通してくれればありがたい。

 

・法則①

You are not hero(キミはヒーローではない)

残念なことだがキミはヒーローや英雄ではない。カッコいい英雄譚も美しい自己犠牲も存在しない。キミ1人で出来ることは極めて限られていて、それ以上のことを1人でこなすことは不可能だ。

早い話が、敵陣に1人で突っ込んでばったばったと敵を倒しまくるだとか、チームの窮地を1人で救うだとか、1-4からスペシャルで一気に逆転だとかそういうことは一旦忘れて欲しい、ということである。

 

・法則②

You are not alone(キミは1人ではない)

忘れて欲しくないのは決して1-4の対決ではないということだ。必ず周りには味方がいて、同じように戦っている。1人で解決出来ないことは味方と共に解決する。これは味方も然りで、味方からすればキミは味方の1人だ。味方が苦しんでいる時には助けに向かうことも重要だ。

早い話が、挟み撃ちやホコ、ヤグラのオブジェクトを運ぶ味方を援護することは極めて重要だ、ということである。

 

・法則③

You are not machine(キミは機械ではない)

残念なことだが、キミは機械ではない。プレーにムラがあったり、活躍出来たり出来なかったりの調子の波があることは致し方ないことだ。それはどんなプレイヤーも同じで、常に高いクオリティを保ち続けることは容易なことではない。上手くいかない試合が続く時にはコントローラーを手放し、別のことをやって忘れることも大切だ。

 

・法則④

You are not genius(キミは天才ではない)

残念な話だが、キミは天才ではない。練習や事前知識、インプットとアウトプット無しに高い技術やしっかりとした基礎技術を得ることは不可能に近い。コントローラーを握る前から出来ることは少なからず存在する。

例えばガチマの基本ルールやホコのルート、ステージのなんとなくのイメージや構成等は調べることでもいくらかは身に付く。

コントローラーを握った後も試合前に試し打ちで照準を合わせる練習等は可能だ。

こうした地道な積み重ねが1番の近道である。

 

いかがだろうか。

試合前から意識出来ることは意識することが大切だ。意識が変われば必然的に動き、言うなれば立ち回りも変わっていく。

 

是非次の試合から意識してみて欲しい。

 

・数字の非重要性

次に知って欲しいのは数字の非重要性だ。最初に言っておくが全部が全部重要ではない訳ではない。残りのカウント数、敵と味方の数、残り時間のこの3つに関しては重要性は極めて高い。が、それ以外(キル数やもっと言えばデス数)に関しては重要性はそれほど高くはないのである。

 

・キルデス数の非重要性

このゲームは『大量にキルを取ったら勝ち』『デスがかさんだ方の負け』というルールではない。あくまでもキルは『自チームが有利になるであろう可能性を生み出すのに用いられることの多い行動』であり、デスはそれに必ず付随するものであって、両者共に多いから良くて少ないから悪い、ということには必ずしもならない。

この2つの数字が表せるものはそれが起こった回数であり、プレイヤーはその情報とそこから考えうる試合を通しての行動の想像のみを獲得するに留まる。

例えば序盤~中盤は全くもってだったが、終盤になって調子を取り返し、逆転勝ちとなったという場合と、序盤は絶好調だったが、途中から対策され結局逆転負けを許したという場合では、仮にキルデス数が同じであっても試合の結果はまるで正反対のものとなってしまう。

この場合では前者から『立ち上がりにまずかった点はどこか』『いかに立て直しを図るか』『形勢逆転のきっかけはどこでどんな行動だったか』を、後者ならば『立ち上がりの良かった点はどこか』『対策された場合にどう対抗するか』『逆転を許す行動はなかったか』を振り返り、次の試合で活かす事の方がよっぽど重要である。

したがって、リザルト画面のキルデスは刺身上のタンポポ程度のものでしかなく、そのプレイヤーのスキルの判断材料にはならないということを認識・理解されたし。

 

・塗りポイントの非重要性

このゲームはキルデスで勝敗は決さないが、ガチマのみに関しては塗りポイントも重要ではない。オブジェクトをほっぽって稼いだ塗りポイントなど何の情報も与えてはくれないからである。もちろん塗りを疎かにしても良いということではない。重要なのは必要な所への必要な塗りを必要以上にするべきだということである。エリア内の塗り、通って来るであろうホコのルートの塗り、取られそうな裏への塗りは非常に重要かつ効果的だが、通るのかも分からないスタート付近のスペースへの塗り、すぐに塗られ返されるであろう敵陣すぐ近くのスペースへの塗り、相手どころか味方すら使わないスペースへの塗りはそれほど重要ではなく効果も薄い。

そんなところで稼いだ塗りポイントは言うまでもなく重要ではないことを認識・理解されたし。

 

いかがだろうか。

キルデスはあくまでも1試合の判断材料であり、プレイヤーの判断材料にはならないことと、効果的な塗りが重要であって、数字が絶対ではないことを是非意識して欲しい。

 

今日はこんなところで。

個人的馬の骨のすゝめ(平沢進)

P-ModelP-Model含む。

 

今回の記事は「平沢進の曲を聴いてみたいけど何から聴いたら分からんぞ!」という人に向けて個人的オススメの曲を紹介して最終的には馬の骨(平沢進ファンの総称)になってもらおうという記事。

 

じゃあささっと本題に行くとしましょう。

 

あ、そうそう。

解凍期以前はよく知らないのであしからず。

えーじゃない。

 

ほどほどにヤバいがそこまでヤバくない曲がメイン。感覚がマヒしてて境目が分からなくなっている可能性はゼロじゃないけど。

まぁ個人的だからいいや。

 

‐SPEED TUBE

アルバム・P-Modelに収録されてる曲。ちなみに1992年なのでもう30年近く前。

歌詞は中々にヤバいが、曲自体はそこまで激しくない為、手軽にヤバさに触れられる一曲。

個人的には1992年のBITMAPライブの時の動画がおすすめ。

 

-Timelineの東

гипнозаに収録されてる曲。こっちは2013年と割と最近。

SPEED TUBE同様、こちらも歌詞がすごい。曲は電子音楽チックながらもロックがしっかりとある。テンポ良く流れていくようなメロディーなのでこちらも聴きやすい。

間奏でギタリスト・平沢進を堪能できる一曲。

 

-Another Day(突弦変異ver)

歌詞がヤバいのはちょっと…という人向け。

元は1986年のONE PATTERNに収録されてた曲だが、ソロアルバムの「突弦変異」でアレンジされた方がオススメ。

歌詞は至って普通(馬の骨からしては)だが、とにかく曲の壮大さがハンパない。特に出だし。Live Phonon 2553のやつなんかライブ特有の臨場感的なのもあって最高。

 

-論理空軍

もっと電子音楽なやつはないの?という人向け。

この曲に関してはPVがあるのでそちらを見ることをおすすめする。

激しいというよりかは壮大な一曲で、某・ニコニコな動画サイトでは非常に人気。特にPVが。

 

-Big Brother

ビストロン収録。歌詞と曲がハンパなくヤバくてめちゃんこかっこいい。

これの魅力に関しては聴いてもらった方が早い。気に入ったら平沢進の公式サイトから無料でダウンロードできるから今すぐYoutubeで聴いてきなさい。

 

-パラ・ユニフス

これまたビストロン収録。ビストロンはもう2~3曲紹介したいから、全部聴きたいなら買え(突然の命令)。

特に出だしとサビの後の歪む様な摩訶不思議な部分は特にかっこいい。これも聴いてもらった方が魅力を伝えるのには早い。

 

-BERSERK-Forces 2016

アニメ・漫画の「ベルセルク」に提供された楽曲。ベースはAURORAに収録された「舵を取れ」で、これをアレンジして作られている。

歌詞が平沢楽曲の中でもトップクラスにヤバい。激しいながらも非常に壮大。Live Phonon 2553のライブ映像は是非見てほしい。

 

-パレード

アニメ映画「パプリカ」で使われた曲。ちなみに1番最初に聴いた平沢楽曲。聞いてないね。これも歌詞が非常にヤバい。出だしの不気味な感じからどんどん清々しいくなり、曲が終わるころには不気味さはどっかに行っている。ぜひ聴いてみてほしい。

 

-白虎野/白虎野の娘

アニメ映画「パプリカ」でエンディングに使われた曲。2つは歌詞が微妙に違うくらい。なんといっても曲がすごく美しい。ちなみにこの曲、アカデミー賞歌曲賞部門のノミネート候補になったくらいの名曲なのでぜひとも聴いてほしい。

 

ひとまずはこんなところか。

他にも

-夢見る機械

-金星

-庭師KING

もおすすめ。

 

みんなも平沢進を聴いて馬の骨になろう。

 

SCP(財団)ってなんぞーやっていう話・発展

さて、

昨日はSCPってなーに?という感じのふわーっとしたお話だったが、今日のはちょっと踏み込んだお話。

具体的にどんな創作なのよー?というところ。

色々と創作物はあるんですが今回はスタンダードな(というかメインの)オブジェクトそのものに関する創作についてを。

 

・基本のキ

まず特徴的な点として、客観的な報告書の文体で書かれます。

ただ単純に「これすんごーいでっけーよ!!!」ではなく「このオブジェクトはなになにメートルのシロモノでこれこれキロの重さがあってほにゃほにゃなんたらうんぬん」とこまごまかつしっかりと書くことが求められてます。もちろんすべてではないけど。

あ、そうそう。基本的に文中ではアイテム番号(後述)で呼称され、メタタイトル(項目名)や「このSCPは~」みたいな書かれ方はされません。

 

ちなみにSCP-2 11 17 1830 1833 34 35 38 -JPはその基本のキをほぼ完全にスルーしながら面白い記事になってます。いつか(多分5年後とかに)紹介するか。

 

さて、基本情報を知ってもらったとこでここからは構成ごとに。

けっこー難しくなるやもやもですがなんとか頑張ります。

 

大まかな構成としては

・アイテム番号

・オブジェクトクラス

・特別収容プロトコル

・説明

(・補遺や実験データ)

 

が基本的な構成。

●●|●●●●●|●●|●  みたいに完全にスルーしたシロモノもあるけど。

 

ま、ひとつひとつ説明していきますか。

 

・アイテム番号

SCP-173←こんなやつ。

基本的には書いた人が空いてる番号に勝手に割り振ることが多い。

が、中には他の国の人が書いたオブジェクトと同じ番号をチョイスして連想させるなんて手法もある。

それの一例としてはSCP-682とSCP-682-JP,SCP-682-CUかな。

あ、そうだ。JPとか説明してなかった。

JPとかCN,RUてのはどこの国のバージョンかを判別するためのコードみたいなもんです。ちなみにさっき挙げた3つは左から日本、中国、ロシアです。ちなみに本家のアメリカ版にはなんにもついてない。

 

・オブジェクトクラス

これが多分1番長い。

死ぬほど簡単に言ってしまえばオブジェクトの危険度。

これがまたまぁ複雑なんで…。

 

1.Safe

まぁ安全。

「何もしなければ」何も起こらない。勝手に動いたり勝手になんかなったりしない。

もしくは動いたとしても影響が全然及ばない。

あと、ちゃんと収容のやり方が確立されてることで分類される。

よく言われるのは「核爆弾はSafe」だってゆー例え。

なんでや!なんて言うかもしれんが、爆発させようと思ったらやれ安全装置の解除だ、やれなになに認証だ、やれなんとかパスワードだと、事故らないように色々手が尽くされ、管理の方法も当然のことながら決められてて、ひとりでに爆発なんてなことにならないようになってる。多分。

ということで「ひとりでになにもならないもん!」なオブジェクトが分類される。

 

代表例

・SCP-131(アイポッド)

・SCP-1152(アライグマ)

・SCP-1248-JP(しりとり大好きエレベーター)

 

2.Euclid

やばみ。

収容のやり方が分かってて収容してはいるけど何が起こる(か起こす)かわからないパンドラちっくなシロモノ。

一番多い分類。故にこんな感じよー的なそれが無い。

なんでまぁここでは代表例だけ

 

・SCP-173(彫刻ーオリジナル)

・SCP-3092(ゴリラ戦)

・SCP-496-JP(警告:閲覧時には電子プロトコルが実施されます)

 

3.Keter

鬼やば。

収容のやり方がアホみたいに難しかったり、それ以前に収容できてないとこれに分類される。あと、オブジェクトの持つ特性が突き抜けてやばい場合でもこれに分類されることがある。

まぁこれも傾向は割とバラバラなので代表例を…

 

・SCP-862(不死身の爬虫類)

・SCP-2577(SCP-2557はEnvelope Logistics®の私有概念です)

・SCP-2719(内側)

 

4.Neutralized

ここからは特殊なクラス。めったに使われることがない。

これは「無力化してしまった」オブジェクトが該当する。

財団によって無力化したオブジェクトもあれば、オブジェクト側が無力化を選んだケースもある。

これが分類されてるオブジェクトは一つの物語としてもすごいのが多い。

 

代表例

・恩人三部作

・SCP-1422(イエローストーンの怪)

・SCP-1983(先の無い扉)

 

5.Explained

特殊なクラス。Neutralizedより使われることがない。

これに分類されているオブジェクトのアイテム番号には-EXが付いている。

主に「現在の技術で説明がつくもの」や「広く知れ渡り収容の意味がないもの」などが該当。

作成の難易度がけた違いに高く、サイト全体で見ても数が非常に少ない。

その分秀逸。

 

代表例

・SCP-1851-EX(ドラペトマニア/逃亡奴隷精神病)

・SCP-3000-EX(改造された医療用ベッド)

・SCP-8900-EX(青い、青い空)

 

ちなみにSCP-8900-EXは1番のお気に入り。聞いてないね。

 

6.Thaumiel

特殊なクラス。

一言で言えば「場合によっては財団が利用せざるをえないSCP」が分類される。

基本的に利用のタイミングは緊急時が多く、大抵は世界が滅びそうになったとき。

ちなみにこれも書く難易度が高い。

 

代表例

・SCP-2000(機械仕掛けの神)

・SCP-2003(望ましい選択)

・SCP-2237(「代償は常に付き物だ……」)

 

7.None

書きたかっただけ。

オブジェクトによってはこれがないものもある。

 

代表例

・SCP-048(呪われたSCPナンバー)

・SCP-2165(救い難き物)

・SCP-2508(長い待ち時間)

 

他にもいろいろとあるけどそこは割愛。

 

・特別収容プロトコル

あぁ長かった…。

ここでは「オブジェクトの収容の仕方」が書かれている。

と、しか言いようがない。

オブジェクトクラスでなんとなーくの危険度が分かった後に、この項目で詳細に危険度が分かる感じ。

 

・解説

そのオブジェクトの説明。

異常性とか特徴はココ

 

(・補遺とか)

そのオブジェクトにストーリー性を持たせるときに使われることが多い。

あってもなくてもいい上にこれの使い方は書く人次第なので特に解説することはない。

 

 

こんなもんか…

非常に長くなってしまったが前のやつとこれを知っておけばSCP記事を読んでも「???」とはならない…きっと多分恐らく。

 

そろそろ解説記事も書こうかな…。

 

SCP(財団)ってなんぞーやっていう話・概論

(メタい解説はもっと下なので頑張ってスクロールしてください)

 

 

人類はこれまでにおよそ25万年もの歴史を歩んできた。

しかしその歴史のうち特筆すべきは僅かこの4000年に過ぎない。

(中略)

人類は恐怖から逃げ隠れていた時代に逆戻りしてはならない。

他に我々を守るものはいない、我々自身が立ち上がらなければならないのだ。

 

 

人類が健全で正常な世界で生きていけるように、他の人類が光の中で暮らす間、我々は暗闇の中に立ち、それと戦い、封じ込め、人々の目から遠ざけなければならない。

 

 

確保

Secure

 

収容

Contain

 

保護

Protect

 

ーSCP財団

 

あらためて、

SCP財団とは異常な物品や現象、存在などなどが我々の住んでいる現実世界に放たれないよう封じ込める活動を秘密裏に行っている組織。

主な活動は先ほど書いた通り『確保・収容・保護』であり、これは財団の理念でもある。

異常存在を世に出回らせないこと、異常存在の影響を世界や社会、個人に及ばせないこと、異常存在の影響から守ることが主な活動内容である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにいってだこいつ。

…あらためて。

SCP財団とは異常な物品や現象、存在などなどが我々の住んでいる現実世界に放たれないよう封じ込める活動を秘密裏に行っている組織…という設定の下で多くの人がその怪奇な異常な物品や現象、存在(ほかもろもろ)を創作しているコミュニティーサイトである。

ぶっちゃけてしまえば架空です。架空。

 

しかしながらその規模はなかなかに広く、本家であるアメリカに留まらず、イタリア版タイ版ロシア版ポーランド版などなどコミュニティーサイトの域を超えた展開をしている。ちなみに日本版もあるよ!

 

 

さて、創作されている異常な物品や現象、存在は向こうではまとめて『オブジェクト』と呼ばれるのだが、非常に個性(?)豊か。

一例を挙げると

 

・入れたものが劇的に良くなったり逆にぶっ壊されたり等価交換されたりする不思議なゼンマイ仕掛けのマシーン(SCP-914)

 

・なんでも治せちゃうけど使うと減る奇跡の万能薬(SCP-500)

 

・布で傷や病気を治してくれるとても優しいクマのぬいぐるみ(SCP-2295)

 

のような(使い方によっては)便利なオブジェクトから

 

・地球と外宇宙の別の惑星の位置が瞬時に入れ替わるトンデモ現象(SCP-2047)

 

・太陽系に敵対的な言葉を送信しながら突っ込んでくる予定の星(SCP-1548)

 

・指定した過去or未来に向けて発砲されるタイムマシン型の銃(SCP-710-JP)

 

・瞬き含めて視線を一瞬でも離したら首をへし折りに来る彫刻(SCP-173)

 

というやべーシロモノ、

 

・ふつーの水で動く常温核融合炉を内蔵しながらペーパータオル関連にしか動かない自動ペーパータオルディスペンサー(SCP-1441)

 

・最強の能力をアイスクリームを奪って食べることにしか使わないおじさん(SCP-4213)

 

・渡るとアンチ・カルタゴになってしまう橋(SCP-2513)

 

・でっけー爆破を起こした分だけニューヨーク市地下鉄がスムーズに運行される謎関係(SCP-5983)

 

などの意味の分からないシロモノまでさまざま。

 

 

 

 

 

ここで『全然怪奇じゃないじゃん!』と思った人は鋭い(多分)。

怪奇なやつはネタバレになってしまうと面白くなくなってしまうので番号と項目名だけ。

 

・SCP-087(吹き抜けた階段)

 

・SCP-1981(演説中に解剖されるロナルド・レーガン)

 

・SCP-CN-994(みつけたよ)

 

あくまでも一例。

2つ目の演説中に解剖されるロナルド・レーガンは少しグロ気な描写があるのでそこは注意。3つ目のみつけたよは是非日本版SCPサイトで見てほしい。

 

 

ひとまずはこんなところか。

オブジェクトクラスとか色々と細かい設定はまた今度。

スプラのバイトの話(ステージ編シェケナダムの巻)

最近やってないけどね。

 

オールXになってからはガチマはすっかり潜らなくなってしまった(計測は怖いしやらかしそうだしレベルが高そうだし鱒寿司)ので、カケラ集めも兼ねてシャケ共をシバキまくり倒すアルバイター(サーモンランのプレイヤー)に転身しまして。

 

意外とこれが極めようと思うとハードル高い。

まぁ別にこっちはウデマエみたいな競争要素は無いので迷惑かけない程度に遊ぶというのが主流になりそうですが。

 

ということで今回はサーモンランのステージの1つ、シェケナダムについてをうだうだ書いていきます。わくわくしねぇぞ。

 

(間隔の空いたアルバイターと初めてアルバイター向けであることは留意されたし。ベテランアルバイターやガッチガチのアルバイターは他のサイトを見た方が良い。)

 

・シェケナダム

名前の通りステージの外にダムが見えるステージ。干潮時には3方向に分かれた陸地が出現し、満潮時には極端に足場が狭まる。

 

・通常ウェーブ

後述のタワー出現位置以外はそこまで厄介なポイントは無く、難易度は易しめ。

とは言えオオモノをほっぽったら当然の如くゼンメツなのでしっかりと潰しておくこと。

高低差も比較的ある上にカゴの位置もそこまで遠くない(一部スポット除く)ことに加えて、バクダンやコウモリの処理の難易度はそこまで高くないことから、ノルマを達成するだけなら無理な引き付けなどの高度なテクニックをそこまで多用する必要は無い。

そういう意味合いでは一番基本を学べるステージとも言える。

 

問題となるのはダムがある方面の3つに分かれた細い通路で、ここにタワーが出現すると非常に処理しにくい。

また1人で行くと逃げ場が無い上に前後からシャケ共に攻められるので必ずタワーを潰す役とそれを離れたところからサポートする役に分かれて処理することを意識する必要がある。

注意点としては、テッパンを通路に呼んでしまうと狙われたタワー処理役が倒されることがほぼ確定するので、サポート役がしっかり引き付けることが重要。

状況によってはスペシャルを1ウェーブから使ってしまっても構わない。が、使い所はしっかりと見極めること。

 

・満潮時

難易度は通常時に比べて急激に跳ね上がる。

その理由としてとにかくステージが狭っ苦しくなることが大きな要因。ほんとに狭いのよこれ。

 

ステージが狭くなるとカタパッドの弾はガンガン当たるしヘビはめちゃくちゃ邪魔になるしバクダンの弾がどこにいても当たるしで非常に厳しい。どのステージにも言えることだが、満潮時には何よりもオオモノを潰すことに神経を傾け、スペシャルを使うことを決して躊躇してはいけない。ここ大事。

 

まず最優先なのはヘビ、それから金網を歩いた先に出現するカタパッドとタワー。

 

ヘビに関しては即撃破するのは無理なので、引き付ける必要がある。

オススメはカゴのある高台からダムのある方向の高台を往復するという方法だが、十分に引き付けないとカゴの周辺にヘビが留まってしまうのでしっかりと引き付けること。

とにかくヘビが複数体出てしまうとステージの7割方をヘビ共が占めるというカオスなことになるので落ち着きつつ迅速に処理することが大切。

 

続いて金網先のカタパッドとタワーだが、両方同時に出現したor両方とも鎮座しているという状況でジェットパックを割り当てられた場合には即座に使ってしまおう。

幸いにも、出現位置の手前には小さいながらも足場がある為、ここを使ってホバリングすることもできる。

使用中にヘビなどからターゲットされた場合は、カタパッドとタワー処理後の余った時間で処理するか、味方に処理してもらうのが吉。最悪倒されてしまってもカタパッドとタワーを処理し切れたならばトントンといったとこか。

ハイパープレッサーでもできなくははないが、どこにいてもオオモノの出現位置が近く、更には狙われやすい為、引き付けや早期撃退などのサポートが必須。ハイパープレッサーで処理するならば後手後手になる前に片付けてしまおう。

 

ジェットパックが無い場合にはカタパッドを優先すること。ここで注意しておきたいのは必ずしも倒し切る必要はないという点。

金網上に長居し続けるのは非常に危険なので、とりあえずカタパッドのミサイルを発射してくる部分を片方だけ落としておこう。これだけでもいくらかミサイルを回避するのが楽になる。

ただし、カタパッドが大量に出現してしまうともはや片方とか関係無くなるのでそこは処理しておくこと。

 

とにかく金網先のカタパッドをタワーを放置するのは非常に危険。特にタワーについては射程が長いブキならば最優先で倒しに行くことが重要。それ以外はボムを使い、じわじわと落とすしかないが、何もしないよりかは遥かに良い。

 

・干潮時

ステージは広くなる…がその構造が問題。これまた狭い通路でご丁寧に3つに分かれ、その先にオオモノが出現する。

…もう言いたいことは分かるだろう。

 

カタパッドとタワーが同じところに複数体出てきて余裕が無くなり始めたらスペシャルを使うのは変わらないが、同時にヘビやテッパンなどが出現することが多い。ヘビはジェットパックを普通に倒せるので、ここはハイパープレッサーが適任。一列に並んでくるオオモノとシャケ共を完膚なきまでに倒してしまおう。

 

ステージが広いので逃げやすく、引き付けもやりやすいのでカタパッドやタワーの攻撃を回避しつつテッパンやヘビをカタパッドとタワーの出現してる位置からひっぺがすことも出来なくはない。が、カタパッドとタワーに手こずるとあっという間に追い込まれるので無闇矢鱈にタワーとカタパッドに突っ込んで行かないよう注意。

 

・特殊ウェーブ

特に特筆して書くことはそこまでない。キンシャケ探しは遠いところから間欠泉を開けて対処し、ヒカリバエはカゴのすぐ近くの高台で集まればそこまで苦戦しない。書くとしたらグリルの引き付けくらいか。

とは言っても満潮時のヘビの引き付けと何ら変わりない。注意点としては必ずダムがある方向から接近してくるように引き付けること。金網方面からは弱点の背中が高台から見て当てにくく、難易度が高くなってしまう。

 

 

とまぁこんな感じか…。

基本が学べるステージとだけあってそこまで難易度は高くない。久々にやるアルバイターや初めてのアルバイターはこのステージを狙ってみるのもアリだろう。

カルチョビットのおおうちやま

多分うちやまがダイマックスした姿なんじゃないかとか色々なゴシップが飛び交うおおうちやまですが、みなさんは1日どれくらいおおうちやまについて考えますか?

 

実はアフリカではおおうちやまについて考えていない1分の間に60秒が過ぎているのです。これはまあまあ深刻かもしれない事案です。

 

そんな知られざるおおうちやまについて学んでいきましょう。

 

おおうちやまの基本情報

身長はおよそ3.7nmながら体重は絹豆腐3個とややずんぐりむっくりした体格をしていることが多いですが、中には異常なまでに脚の部位が成長し、5km以上になる個体も存在します。現時点での最高記録は72.42km(体重:絹豆腐94個)で、この記録は人工衛星により観測されました。

 

基本的にはユーカリの葉をコーラと共に煮詰めた『ユーカリのコーラ煮』を主食としますが、近年はジャンクフードの普及により、コンビニのレジ横の揚げ物を食べることも多くなってきています。

 

一日の生活サイクルは睡眠時間が99.4%を占めます。

 

 

こんな感じのがおおうちやまです。

これを機に皆さんもおおうちやまについて考えてみてはいかがでしょうか。