SCP(財団)ってなんぞーやっていう話・概論

(メタい解説はもっと下なので頑張ってスクロールしてください)

 

 

人類はこれまでにおよそ25万年もの歴史を歩んできた。

しかしその歴史のうち特筆すべきは僅かこの4000年に過ぎない。

(中略)

人類は恐怖から逃げ隠れていた時代に逆戻りしてはならない。

他に我々を守るものはいない、我々自身が立ち上がらなければならないのだ。

 

 

人類が健全で正常な世界で生きていけるように、他の人類が光の中で暮らす間、我々は暗闇の中に立ち、それと戦い、封じ込め、人々の目から遠ざけなければならない。

 

 

確保

Secure

 

収容

Contain

 

保護

Protect

 

ーSCP財団

 

あらためて、

SCP財団とは異常な物品や現象、存在などなどが我々の住んでいる現実世界に放たれないよう封じ込める活動を秘密裏に行っている組織。

主な活動は先ほど書いた通り『確保・収容・保護』であり、これは財団の理念でもある。

異常存在を世に出回らせないこと、異常存在の影響を世界や社会、個人に及ばせないこと、異常存在の影響から守ることが主な活動内容である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにいってだこいつ。

…あらためて。

SCP財団とは異常な物品や現象、存在などなどが我々の住んでいる現実世界に放たれないよう封じ込める活動を秘密裏に行っている組織…という設定の下で多くの人がその怪奇な異常な物品や現象、存在(ほかもろもろ)を創作しているコミュニティーサイトである。

ぶっちゃけてしまえば架空です。架空。

 

しかしながらその規模はなかなかに広く、本家であるアメリカに留まらず、イタリア版タイ版ロシア版ポーランド版などなどコミュニティーサイトの域を超えた展開をしている。ちなみに日本版もあるよ!

 

 

さて、創作されている異常な物品や現象、存在は向こうではまとめて『オブジェクト』と呼ばれるのだが、非常に個性(?)豊か。

一例を挙げると

 

・入れたものが劇的に良くなったり逆にぶっ壊されたり等価交換されたりする不思議なゼンマイ仕掛けのマシーン(SCP-914)

 

・なんでも治せちゃうけど使うと減る奇跡の万能薬(SCP-500)

 

・布で傷や病気を治してくれるとても優しいクマのぬいぐるみ(SCP-2295)

 

のような(使い方によっては)便利なオブジェクトから

 

・地球と外宇宙の別の惑星の位置が瞬時に入れ替わるトンデモ現象(SCP-2047)

 

・太陽系に敵対的な言葉を送信しながら突っ込んでくる予定の星(SCP-1548)

 

・指定した過去or未来に向けて発砲されるタイムマシン型の銃(SCP-710-JP)

 

・瞬き含めて視線を一瞬でも離したら首をへし折りに来る彫刻(SCP-173)

 

というやべーシロモノ、

 

・ふつーの水で動く常温核融合炉を内蔵しながらペーパータオル関連にしか動かない自動ペーパータオルディスペンサー(SCP-1441)

 

・最強の能力をアイスクリームを奪って食べることにしか使わないおじさん(SCP-4213)

 

・渡るとアンチ・カルタゴになってしまう橋(SCP-2513)

 

・でっけー爆破を起こした分だけニューヨーク市地下鉄がスムーズに運行される謎関係(SCP-5983)

 

などの意味の分からないシロモノまでさまざま。

 

 

 

 

 

ここで『全然怪奇じゃないじゃん!』と思った人は鋭い(多分)。

怪奇なやつはネタバレになってしまうと面白くなくなってしまうので番号と項目名だけ。

 

・SCP-087(吹き抜けた階段)

 

・SCP-1981(演説中に解剖されるロナルド・レーガン)

 

・SCP-CN-994(みつけたよ)

 

あくまでも一例。

2つ目の演説中に解剖されるロナルド・レーガンは少しグロ気な描写があるのでそこは注意。3つ目のみつけたよは是非日本版SCPサイトで見てほしい。

 

 

ひとまずはこんなところか。

オブジェクトクラスとか色々と細かい設定はまた今度。