イカガチマ概論(You are not~の法則と数字の非重要性)

最近やる頻度が増えたので。

備忘録も兼ねて。

 

今回はスプラのガチマで勝ちたいんだけどサッパリ…という人に向けた心構えに関する記事。

一応オールXではあるけどマトモに計測したこともないんでエラソーなことは言えないが、まぁ心構えくらいは抑えている。

さらーと目を通してくれればありがたい。

 

・法則①

You are not hero(キミはヒーローではない)

残念なことだがキミはヒーローや英雄ではない。カッコいい英雄譚も美しい自己犠牲も存在しない。キミ1人で出来ることは極めて限られていて、それ以上のことを1人でこなすことは不可能だ。

早い話が、敵陣に1人で突っ込んでばったばったと敵を倒しまくるだとか、チームの窮地を1人で救うだとか、1-4からスペシャルで一気に逆転だとかそういうことは一旦忘れて欲しい、ということである。

 

・法則②

You are not alone(キミは1人ではない)

忘れて欲しくないのは決して1-4の対決ではないということだ。必ず周りには味方がいて、同じように戦っている。1人で解決出来ないことは味方と共に解決する。これは味方も然りで、味方からすればキミは味方の1人だ。味方が苦しんでいる時には助けに向かうことも重要だ。

早い話が、挟み撃ちやホコ、ヤグラのオブジェクトを運ぶ味方を援護することは極めて重要だ、ということである。

 

・法則③

You are not machine(キミは機械ではない)

残念なことだが、キミは機械ではない。プレーにムラがあったり、活躍出来たり出来なかったりの調子の波があることは致し方ないことだ。それはどんなプレイヤーも同じで、常に高いクオリティを保ち続けることは容易なことではない。上手くいかない試合が続く時にはコントローラーを手放し、別のことをやって忘れることも大切だ。

 

・法則④

You are not genius(キミは天才ではない)

残念な話だが、キミは天才ではない。練習や事前知識、インプットとアウトプット無しに高い技術やしっかりとした基礎技術を得ることは不可能に近い。コントローラーを握る前から出来ることは少なからず存在する。

例えばガチマの基本ルールやホコのルート、ステージのなんとなくのイメージや構成等は調べることでもいくらかは身に付く。

コントローラーを握った後も試合前に試し打ちで照準を合わせる練習等は可能だ。

こうした地道な積み重ねが1番の近道である。

 

いかがだろうか。

試合前から意識出来ることは意識することが大切だ。意識が変われば必然的に動き、言うなれば立ち回りも変わっていく。

 

是非次の試合から意識してみて欲しい。

 

・数字の非重要性

次に知って欲しいのは数字の非重要性だ。最初に言っておくが全部が全部重要ではない訳ではない。残りのカウント数、敵と味方の数、残り時間のこの3つに関しては重要性は極めて高い。が、それ以外(キル数やもっと言えばデス数)に関しては重要性はそれほど高くはないのである。

 

・キルデス数の非重要性

このゲームは『大量にキルを取ったら勝ち』『デスがかさんだ方の負け』というルールではない。あくまでもキルは『自チームが有利になるであろう可能性を生み出すのに用いられることの多い行動』であり、デスはそれに必ず付随するものであって、両者共に多いから良くて少ないから悪い、ということには必ずしもならない。

この2つの数字が表せるものはそれが起こった回数であり、プレイヤーはその情報とそこから考えうる試合を通しての行動の想像のみを獲得するに留まる。

例えば序盤~中盤は全くもってだったが、終盤になって調子を取り返し、逆転勝ちとなったという場合と、序盤は絶好調だったが、途中から対策され結局逆転負けを許したという場合では、仮にキルデス数が同じであっても試合の結果はまるで正反対のものとなってしまう。

この場合では前者から『立ち上がりにまずかった点はどこか』『いかに立て直しを図るか』『形勢逆転のきっかけはどこでどんな行動だったか』を、後者ならば『立ち上がりの良かった点はどこか』『対策された場合にどう対抗するか』『逆転を許す行動はなかったか』を振り返り、次の試合で活かす事の方がよっぽど重要である。

したがって、リザルト画面のキルデスは刺身上のタンポポ程度のものでしかなく、そのプレイヤーのスキルの判断材料にはならないということを認識・理解されたし。

 

・塗りポイントの非重要性

このゲームはキルデスで勝敗は決さないが、ガチマのみに関しては塗りポイントも重要ではない。オブジェクトをほっぽって稼いだ塗りポイントなど何の情報も与えてはくれないからである。もちろん塗りを疎かにしても良いということではない。重要なのは必要な所への必要な塗りを必要以上にするべきだということである。エリア内の塗り、通って来るであろうホコのルートの塗り、取られそうな裏への塗りは非常に重要かつ効果的だが、通るのかも分からないスタート付近のスペースへの塗り、すぐに塗られ返されるであろう敵陣すぐ近くのスペースへの塗り、相手どころか味方すら使わないスペースへの塗りはそれほど重要ではなく効果も薄い。

そんなところで稼いだ塗りポイントは言うまでもなく重要ではないことを認識・理解されたし。

 

いかがだろうか。

キルデスはあくまでも1試合の判断材料であり、プレイヤーの判断材料にはならないことと、効果的な塗りが重要であって、数字が絶対ではないことを是非意識して欲しい。

 

今日はこんなところで。