現代アサリ序論

実に2ヶ月ぶりの更新となるわけで、スプラトゥーンの話題になるのはもっと久々になるようだが、相も変わらず外には出にくい今日この頃。

 

今回はアサリ。 割と苦手なイカも多いかもしれないが、慣れれば面白いルールなので、是非遊んでみて欲しい。

 

が、当然やった方がいい行動と避けた方がいい行動は存在するので、そこはまず抑えておくべきである。

 

は早速行ってみよう。

 

避けるべき行動

・チャージャーは非推奨

チャージャーをメインに活動するイカにはいきなりなんだと言われそうだが、基本的にこのルールはチャージャーにはかなり不利なルールである。

まずこのルールにおいては前衛であろうが後衛であろうが『ガチアサリでゴールをこじ開け、アサリをゴールに入れてカウントを減らす』のが目標となる。ゴールはリスポーン地点のすぐ近くに設置されている事が多いが故に、撃つ度にどうしてもチャージを挟まなければ戦えないチャージャーにとって、立て続けに襲いかかってくる相手を素早く対処するのは困難を極める。

もちろんチャージャーを持って活躍するイカしたイカもいるが、そういうイカは例外なく見つけた敵を確実に仕留められる程の実力を持っている。 当てるのに自信が無いイカやまだチャージャーに慣れていないイカは、チャージャーを選択するのは避けた方が無難である。

使うにしても少なくともリッター系統は避けるべきである。

 

・アサリを集めない

時折見かけるが、もはや試合放棄も同然である。

ガチアサリを持つと相手に位置がバレるのがイヤという気持ちは分かるが、ぐっとこらえてアサリを集めていただきたい。

 

・ガチアサリ特攻

ある日フレンドとリーグアサリをしていると2~3試合に1人くらいの割合でガチアサリを作って即座に相手ゴールに突っ込むというイカがいた。

正直このプレースタイルは賛否分かれるところだが避けるべきだというのが持論だ。

サッカーをイメージしていただきたい。

例えばチームメイトの誰かが、ボールを貰った次の瞬間に相手陣地に向かって1人でドリブルで正面突破を試みたらどうなるか?

答えは単純。ボールを取られて相手のカウンター攻撃が始まるというピンチを引き起こすのである。しかもドリブル突破を試みた無謀なチームメイトは、倒されようがゴールを決めようが自陣に戻ってくるまで時間がかかるので、その間は相手よりも少ない人数で対応しなければならない。

ガチアサリでも同じようなことが起こり、アサリを拾ってゴールに向かっている間はその分戦えるメンバーに負担がかかってしまうのである。

仮にゴールを決めたとしてもペナルティが無い限り20カウント差はいとも簡単にひっくり返る。しかも決められた側はガチアサリが1つ提供されるのでその分不利に働く。そもそもステージ中央~ゴール手前は敵が最も密集しやすく、ゴールにすら到達できないという可能性も十分ありうる。

このようにガチアサリを作って即座に特攻というのはハイリスクな割にローリターンなので避けるべきである。

なお、以下の状況などでは例外的にこの手が有効手になったりする。

 

・試合終盤で互いに1度もゴールしていない

→当然ながら先手を取った方は防衛に専念することができ、その分有利に働く。このケースはそれなりに起こりやすい。

・終盤に攻められ、ゴールされてはいないが決められるのは時間の問題である

→ゴールが開いている間は、ゴールを開けられたチームは相手のゴールを開けることはできない。時間稼ぎとしては絶妙な一手ではあるが、そう頻繁に起こることは無い上に味方の負担が極めて大きくなるので、失敗のリスクは非常に高いことを意識すること。

・試合が延長しており、ガチアサリを決めれば勝ちが決まる

→ハイリスクハイリターン。狙う価値はあるが、失敗=敗戦の可能性大であることを意識しておく必要がある。

 

 …逆に言えばこれらのような状況でないならば味方と協力してゴールを狙うべきである。

 

 

・終盤大きく差をつけ有利な状況でゴールを狙いに行く

確かにノックアウトが達成できればその時点で勝ちは確定する。が、あまり狙うべきではない。

ノックアウトできればいいのだが、もし攻めきれなかった場合相手にはガチアサリ1つが与えられる上に、こちらは攻撃の際の消耗そのままに防衛に臨まなければならない。

場合によっては塗り返されていたりしてもっと不利になっている可能性もある。

攻撃したい、ノックアウトしたいという気持ちをぐっと抑え、スペシャルを貯めたり塗りを徹底したりして防衛にきっちり備えておく方がよっぽど勝ちが近づきやすくなる。

 

 

取るべき行動

・アサリを集める

大前提である。

この時重要なのは自分のアサリの数だけでなく、味方の数も確認しておくと勝率が上がるということ。後1~2個でガチアサリになりそうな味方がいたら、アサリをパスしてガチアサリにしよう。

ちなみにアサリの数は総数は画面上部に、味方の個数はそのプレイヤーの頭の上あたりに表示される。

 

・タイミングを合わせる

さあガチアサリができた即座に相手ゴールへ!と行きたいところだが少し待ってほしい。

ガチアサリ特攻の項目でも述べた通り、ゴール前は敵に極めて遭遇しやすく、激戦区にもなりやすい。

数的有利も連携も取れていないのに1人でゴール前に突撃するのはあまりにも無謀。

味方と歩調を合わせ、数的有利を取ってからガチアサリを投げ込むこと。そうすることで味方もアサリを投げ入れやすくなり、結果としてリードを大きいものにすることができる。

なお、ゴールを開けられた側のゴールは、閉まってから少しの間ガチアサリが絶対に届かなくなる(=ゴールを開けられなくなる)ので攻撃が終わったら速やかに自陣へと引き、相手の攻撃に備えること。くれぐれもゴール閉鎖直後ガチアサリを持って再びゴールを決めようという愚行なぞ絶対にしないように。

 

・相手ガチアサリ持ちだけは何が何でも止める

理由は単純。『ガチアサリさえ持ち込まれなければ失点しない』からである。

特に試合が決まってしまいそうな場面ならば相討ちでもスペシャルを使ってでも何が何でも止めること。攻撃さえ凌げばチャンスはいくらでもある。

 

 

 

こんなところだろうか。

当然のことながら読んだだけでは上達しなので、実践してみることが重要である。

これを機にガチアサリにも参加してみてはどうだろうか。